森に佇む家

~場所に寄り添う自然体の平屋~

2016年 : 静岡県浜松市

CONCEPT

周囲を樹木に囲まれた立地に、夫婦二人の終の棲家を計画しました。
床面積は大きくありませんが、一つの大らかな屋根の下、全体が繋がった一つの空間で構成されています。
他者の目線を気にする必要のない三方向に少しずつ開けたプランになっており、「遠くから眺める窓」、「近づいて外を伺う窓」、「一段上がった腰掛ける場所」や、「すこし閉鎖的な、床にごろっとする場所」など、季節や時間によって居心地の変化する幾つかの場所を用意しました。

多くの方がそうであるように、「物が一つもなく片付いた、雑誌に載っているような生活感の無い空間」という理想ではなく、「物が増えたり、片付けが行き届かなかったり、置かれるものの統一感が無かったり」という現実の生活を許容できるよう、意図的に「乱雑さ」を内包した建築となっています。

DATA

建設場所
静岡県浜松市
構造規模
木造平屋建て
敷地面積
390.09㎡
延床面積
113.97㎡
外 壁
ジョリパット塗
屋 根
ガルバリウム鋼板 横葺
床 材
オーク無垢板
施工会社
㈱マブチ工業
写 真
刀祢平喬