高鷲の家-二世帯住宅-

~多雪地帯の二世帯住宅~

2000年 : 郡上市高鷲町

CONCEPT

この住宅は、岐阜の北にある郡上市の、そのまた北に位置する高鷲という、標高500Mはある豪雪地帯に建っています。
地域の民家に違和感のない外壁の色を決め、屋根は周りにはない南片流れの屋根としました。
これは、太陽熱で雪が溶けやすくすることと、雪降ろしを楽にするためです。
地方独特の冠婚葬祭用の二間続きの和室を西側に配し、親夫婦の寝室はその部屋に属した洋室としました。
当然、葬儀の時に僧侶が入るための縁と、親族の控えの間、納棺及び祭壇の作り、弔問者や参拝者の動線とスペースの確保等、お父様と確認しながら作りました。
各部屋を平面的に雁行させ、背後にある里山の稜線を意識して外観を決めました。
竣工後、特に和室に入り、これは本当に浄土へ行ける部屋だね、ありがとうと言って喜ばれました。
設計者冥利につきますね。

DATA

建設場所
郡上市高鷲町
構造規模
木造2階建て
写 真
加斗タカオ